丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓

熊本市現代美術館ギャラリーⅢで開催された「丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓」展のブログです。(2016年7月16日~9月11日)本展は、天草の若手陶芸家・丸尾三兄弟(金澤佑哉・宏紀・尚宜)が、参加者に1人1枚器をさしあげるかわりに、その人の食卓の写真を撮って送ってもらい、ギャラリー内に展示するというアートプロジェクト型の展覧会です。本ブログでは、参加者から送られてきた「食卓の写真」をすべてご紹介しています。

展覧会が無事終了しました

2016年7月16日(土)にスタートした「丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓」展も、9月11日をもって無事、会期が終了いたしました。最終日には、三兄弟から器のサプライズ配布もあり、もう少し写真は増えそうですが、無事に50日間の会期を終了することができました。会期中、約500枚の器を配布し、約300枚の「食卓の写真」が美術館に送ってこられて、展示され、11845人の方にご覧いただきました。

地震のこと、家族のこと、毎日のおかずや、何気ない日常のこと。その食卓の向こうに、それぞれの生活が透けて見えてくるようで、「お腹が減ってきた」「励まされた」など、様々な感想をいただきました。熊本地震後、まだまだ取り組んでいく課題は多いですが、「気に入った器で、美味しいものをたべて、明日もがんばろう」という皆さんの思いに、少しでも寄り添えたとすれば、非常に幸いです。

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