丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓

熊本市現代美術館ギャラリーⅢで開催された「丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓」展のブログです。(2016年7月16日~9月11日)本展は、天草の若手陶芸家・丸尾三兄弟(金澤佑哉・宏紀・尚宜)が、参加者に1人1枚器をさしあげるかわりに、その人の食卓の写真を撮って送ってもらい、ギャラリー内に展示するというアートプロジェクト型の展覧会です。本ブログでは、参加者から送られてきた「食卓の写真」をすべてご紹介しています。

丸尾三兄弟☓日比野克彦 アーティスト・トーク

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「丸尾三兄弟 〇○(マルオ)の食卓」展開催を記念して、丸尾三兄弟と、アーティストの日比野克彦さんによるトークを行いました。三人と日比野さんの出会いは、2000年にスタートした「天草大陶磁器展」。当時、まだ「陶芸家になる」と決めていたわけではなかったという三人ですが、天草にやってくる様々な陶芸家やアーティストの姿を見て、気付くといつの間にか三人とも焼き物の道に入っていたそうです。

その後も、日比野さんの明後日朝顔プロジェクトに関連した「明後日キャラバン」で、天草を出発して気仙沼までワークショップキャラバンを行うなど、狭義の‘陶芸’の枠を超えるアイデアが、「お皿と食卓の写真を交換する」という、今回の「〇○(マルオ)の食卓」展にも生かされています。