丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓

熊本市現代美術館ギャラリーⅢで開催された「丸尾三兄弟 〇O(マルオ)の食卓」展のブログです。(2016年7月16日~9月11日)本展は、天草の若手陶芸家・丸尾三兄弟(金澤佑哉・宏紀・尚宜)が、参加者に1人1枚器をさしあげるかわりに、その人の食卓の写真を撮って送ってもらい、ギャラリー内に展示するというアートプロジェクト型の展覧会です。本ブログでは、参加者から送られてきた「食卓の写真」をすべてご紹介しています。

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小さいころ母が買ってくれたクマの平皿も、旅先で買った空色の小鉢も、旦那さんが誕生日に贈ってくれた花柄の丸皿も、割れてしまった。
あの揺れ以来こわくて、食器を棚に戻せなくなってしまった。
また割れるかもしれないと思って、食器たちは数ヶ月間床の上に置いたままだった。

でももう元に戻そうと思う。
天草から新しい食器が来てくれたことがきっかけで、そう思えた。
いま食器たちは棚に戻っている。
こころの復興、一歩前進。

スーパーマルオブラザーズ、ありがとう。
いただいたご飯茶碗で白ご飯をもぐもぐ。